概要

宮は二百七十年のあいだ廃墟のまま置かれ、一八六七年に摂政の興宣大院君が再建した。だが一九一〇年以降、植民地当局はこれを組織的に解体し、正面の広場に自らの庁舎を建てた。その建物は一九九五年に撤去され、以後の復元により、当初の五百棟のうち四割ほどが戻っている。島の上の宴の楼閣である慶会楼と、正殿の勤政殿は十九世紀の材そのままである。

見どころ

光化門の守門将交代は十時と十四時に行われる。連続した伝統ではなく、朝鮮時代の儀を復元したものである。韓服を着ていれば入場は無料で、中庭が貸衣装で埋まっているのはそのためである。敷地内の国立故宮博物館は王室の印璽と天文儀器を納め、地上のどこよりも静かである。